【免疫力キープ法】 「風門」を温める。

 

今回は、寒い冬場に、カラダの免疫力を落とさないための簡単な習慣についてお伝えします。

風門とは、背中にあるツボのことで、風の門と書いて「ふうもん」と読みます。
風門は、読んで字の如し、風邪の通り道となる場所で、東洋医学では「邪気(じゃき)がカラダに入ってくるときはこの門を通る」と教えてくれています。

カラダが凍えて背筋が「ゾクッ」とする、あの瞬間、カラダを守る免疫機能に隙(すき)が生まれて、ウィルスや細菌が侵入しやすくなっているというわけです。

冬場は、とにかく「風門を冷やさない」ことが大切です。汗をかいて冷えてきた時、野外で会話に夢中になっている時、自分の背中にすこし意識を向けると、意外と危険な瞬間があることに気づきます。

風門を温めるのは、お風呂でしっかり肩まで浸かるのが一番。シャワーだけでも、風門にお湯を当て続けると、カラダの内側から温かくなるのが分かります。カイロを貼るのもオススメです。(これで本当に風邪を引かなくなりました)

寒い季節、カラダを守るためのアスリートの習慣、ぜひお試しください。

ワンバス
小野 はじめ


【あとがき】
今回の話は、東芝ブレイブサンダース時代のトレーナー、八亀(やかめ)さんから教わった内容です。亀さんは、米ノースカロライナ州で、ATC(¹NATA公認アスレティックトレーナー)資格を取得後、帰国して針灸(はりきゅう)師の資格免許を取得。西洋医学と東洋医学2つの観点から、選手のコンディションづくりをサポートしてくれました。私は、練習後のトレーナールームで、ケアを受けながら、亀さんから様々な知識を教えてもらいました。今でも、コート外で過ごした、あの穏やかな時間が恋しくなります。

八亀はり・きゅう整骨院ホームページ

現在、亀さんは、福岡県春日市で「八亀(やかめ)はり・きゅう整骨院」を開院しています。カラダの歪みを突き止め、痛みの原因を根本から改善するトータルケアを受けるために、県内強豪高校の選手から地域のお年寄りまで多くの方が訪れています。カラダにお悩みを抱えている方は、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

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