電柱シューティング

中学時代、
 
  
存分にバスケができる場所がなくて、
    
自宅の前に立っていた
 
『電柱』を相手に

  
シュート練習を始めました。
   
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リングより少し高いところに

数字の入ったプレートが貼ってあって、
 
ボールがまっすぐとんでプレートの真ん中に
  
 
当たると「パチン」と乾いた音がなりました。
     
    
どうやったらその音をならせるか...
     
    
来る日も来る日も、
 
電柱を相手に自分のシュートを研究しました。
 
     
ターンシュート、レイアップ、ロングシュート...
   
   
公道でよくもあそこまで暴れたなと思います。(笑)
    
 

電柱にシュートを打つと、
  
 
柱の中心に当てないとまっすぐ返ってこないんです。
   
    
小学校の敷地内からのびている電信柱だったので、
  
 
失敗するとフェンスを越えて
 
取りに行かなくてはいけない。
 
    
自然とシュートは逸らしてはいけない
  
   
という感覚を養っていきました。
     
  
3年生になるころには、
   
学校の敷地にボールが落ちることもなくなり、
  
道の反対側から
  
プレートに当てることができるようになっていました...
       
        
 
面白かったのは、
    
それから数年後、
       
ドイツのプロチーム「BG Gottingen」の
 
サマーキャンプに参加した時に、
  
ボードの側面に打つシュート練習を教わったんです。
   
     
チームのシューティングコーチが
  
     
『横から見た細いボードをリングの
  
「中心線」だと思って練習しろ!
  
しっかり中心を捉えたら、
  
まっすぐ返ってくるぞ。』 と。
     
 
…….

 
その時、
  
  
「なんだ俺、、、
  
電柱を相手に、
   
ドイツのトレーニングと同じことを
  
やってたんだな・・・」って。(笑)
  
 
 
このコーチの「LINE(中心線)」という言葉のおかげで、
 
無意識に習慣化されていたシュートのイメージが、
 
スーと頭の中にしみ込んだ気がしました。
  

それから、

シュートを人に教えるときはいつも
 
「リングの中心線」を
 
キーワードにしています。

面白いことに、
  
シュートが上手くなりたい一心ではじめた
  
電柱シューティングから現在のコーチングまで
  
一本の線で繋がっています。
 

これから出逢う選手たちにも、
 
たくさんのシュートを決めてほしいと思っています!

 
お読みいただきありがとうございました!

 
小野 元(おの はじめ)

コーチプロフィール

小野元
小野元
ONE Basketball Academy 代表
一般社団法人 日本バスケットボール選手会 監事

日本バスケットボール協会公認 B級ライセンスコーチ
日本体育協会公認 スポーツ指導者

中央大学総合政策学部卒業
競技歴・代表歴・指導歴