足りなかった臆病さ

6月18日(土)、「イカイ九州グランズ」は全九州実業団選手権で、全国連覇中の「九州電力アーティサンズ」と対戦しました。
 
4月のチーム発足から、この九電との対戦をターゲットにしてきました。

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ゲームの立ち上がり5分間は、気持ちの入ったプレーで好スタートを切りましたが、前半途中から相手の強いプレッシャーDFの前にプレーの選択肢を奪われ、ファストブレイクから点差を広げられる展開となりました。
  
後半は、GRUNSの長所である機動力を活かしたDFから速攻につなげる展開を作ることできましたが、結果は(60−84)で敗戦。
 
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前半からファウルトラブルが発生してしまったこと、相手のプレッシャーに浮き足立ってしまったことなど、初めての公式戦で、課題がいくつか浮き彫りになりました。

中でも、今回チームに足りないと感じたのは
 
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 臆病さ
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このパスを出したら、ちゃんと取れるか、
 
ここでボールを持たれたら危なくないか、
  
審判がいつボールを渡してリスタートしてくるか、
 
   
これら小さなリスク管理の一つひとつに
九電との「差」を感じました。
   
 
「事後処理」か、「事前回避」か
  
  
チームとしてどちらに意識を集中させるか、

このポイントが
 
今後の強化に欠かせないところだと痛感しました。
 
 
  
自分も、大卒1年目は、先輩からコテンパンに言われました。
 
  
例えば、声。
 
 
スクリーンの声が少し遅れた、

声が聞こえなかった、

 
こんなことがあったら、めちゃくちゃキレられました。

しかも試合にも出してもらえなくなる。

もう半泣きです。。。
 
 
なんで、そこまでコーチや先輩たちがうるさく言ってたかというと、
   
 
事後処理の方がエネルギーが必要だからです。
   
  
声を出さないことでスイッチする羽目になってミスマッチが起これば、

次に仲間のヘルプが必要になって、

みんながローテーションに参加しなくちゃいけない。
   
   

だから行動パターンから変える必要がありました。
 
 
あらかじめリスク回避をするために

絶えず声を出し続ける。

いつもでかい声を出す。
 
 
ポジショニングの声、スクリーンの声、
   
  
何も起きてない時点から準備し続けることで
 
必要な瞬間に必要な対処ができるようになりました。
  
  
その積み重ねで信頼関係が生まれていくんです。
  
だからこそ、

チームは1人ひとりの責任で成り立っていると思います。
  
   
責任を果たすためのポジティブな
  
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 臆病さ
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「若さ」と「勢い」が武器の今のGRUNSに、これが加わった時、
  
このチームは間違いなく化けると確信しています。
 
ここから強くなって、再び九電に挑みたいと思います!
 

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今回の大会で、九電には敗れましたが、
2位となったため来年2月に愛知県豊田市で開催される「全国実業団選手権」への出場が決まりました。
 
引き続き「イカイ九州GRUNS」にご声援いただければ幸いです。
  
本大会に応援に駆けつけていただきた皆様ありがとうございました!!

コーチプロフィール

小野元
小野元
ONE Basketball Academy 代表
一般社団法人 日本バスケットボール選手会 監事

日本バスケットボール協会公認 B級ライセンスコーチ
日本体育協会公認 スポーツ指導者

中央大学総合政策学部卒業
競技歴・代表歴・指導歴