福岡市民体育館で開催された、女子トップリーグWJBL「JX 対 トヨタ自動車」の試合をアカデミー選手たちと観戦しました。
2016年のオリッピック出場を決めた日本代表選手を観れる今回の試合をずっと楽しみにしていました。
試合は、JXのゲームコントロールが素晴らしく、終始リードする展開となりました。
個々の技術が素晴らしいのはもちろんですが、特に印象的だったのはチームとしてお互いを活かすためのフロアバランスがいつも整っていることです。DFが1人で2人を守れないように、ボールと味方の位置によって、的確に移動するトレーニングを相当してきていると感じました。
また何人かの選手は、2Pシュートをワンハンド、3Pシュートをツーハンドにして使い分けを行っていました。ペイントエリア付近では、DFとの間合いが短いため、ツーハンドで打つにしても打点を高くする工夫が必要です。
今後育成カテゴリーでも、女子のワンハンドシュートの指導は必ず必要になると改めて感じました。選手それぞれのタイミングを考えてを取り入れていこうと思います。
個人的には昨年まで男子トヨタで指揮をとっていたドナルド・ベックHCのオフェンスエントリーの女子版を見ることができて面白かったです。とにかくスクリーンの嵐で、中でもトリプルスクリーンのチェイスDFは鬼ごっこみたくなるんで、大変だったなーと1人で回想していました。あれ、足首にめちゃくちゃ負担がかかるんです..笑
一緒に観た選手たちにとっても、貴重な刺激となりました!
コーチプロフィール

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ONE Basketball Academy 代表
日本バスケットボール協会公認 B級ライセンスコーチ
日本体育協会公認 スポーツ指導者
中央大学総合政策学部卒業
一般社団法人 日本バスケットボール選手会 監事
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